- 浅井 春夫(著)
- 2,484円(税込)
- 発行年月日:2017/02/10
書籍の内容
6人に1人の子どもが貧困状態に置かれている。この状況を、行政、教育、労働の観点から分析し、こども食堂、フードバンク、学習支援等の実践活動の課題を指摘。併せて、政府の「子どもの貧困対策法」に批判的対案を示し、自治体の「子どもの貧困対策条例」のモデル案を提出する。「ふやすな! 子どもの貧困」に向けての総合的なアプローチ。
目次
●Ⅰ 子どもの貧困の現状と打開策●
◆1章 子どもたちを見捨てない社会を求めて
- 1 「子どもの貧困」問題への社会的注目と第二次ブーム
- 2 貧困ライン低下のなかの「子どもの貧困」の広がり
- 3 子どもの貧困を生み出す社会構造
- 4 子どもの貧困対策を考える視点
- 5 積極的財政投入こそ課題
- 6 子どもの貧困対策の課題
- 7 子どもの貧困解決への政策の検討
◆2章 問われるべき乳幼児の貧困
- 1 子どもの貧困対策は人生の出発点から
- 2 乳幼児期の貧困問題
- 3 乳幼児における子どもの貧困対策の意義
- 4 「乳幼児の貧困」問題に気づくために
- 5 乳幼児の貧困対策のプラットフォームとしての保育所
- 6 子どもの貧困問題の解決のために
- 7 人生はじめの貧困問題への政策提案
◆3章 労働問題の視点から子どもの貧困を捉える
- 1 人間らしく働くことと非人間的労働の分岐点
- 2 子どもの貧困とは何か
- 3 子どもの貧困の構造と再生産
- 4 現代の労働問題の解決抜きに子どもの貧困の改善はありえない
- 5 子どもの貧困の解決のために
◆4章 「子どもの貧困対策法」批判、「子どもの貧困対策条例」の提案
- 1 貧困バッシングが意味するもの
- 2 子どもの貧困対策法の成立と問題点
- 3 子どもの貧困対策法の逐条検討
- 4 子どもの貧困対策の課題
- 5 子どもの貧困対策大綱の基本的欠陥
- 6 子どもの貧困対策条例の骨格の提案
●Ⅱ 状況を変えるための実践と課題●
◆1章 食生活の貧困とこども食堂
- 1 食べられない子どもの存在
- 2 子どもの貧困と食生活の権利
- 3 学校給食の実施状況
- 4 全国に広がるこども食堂・フードバンク
- 5 地域の子どもの貧困対策としてのこども食堂の意義
◆2章 学習支援塾(無料学習塾)と学びの権利保障
- 1 学習権の保障なくして、人間的発達なし
- 2 学習支援塾の広がりの背景としての「子どもの貧困」
- 3 国・文部科学省の子どもの貧困対策
- 4 貧困な教育政策の改善を
- 5 学習支援塾の現状と課題
- 6 学習支援塾の質量ともに推進するための課題
◆3章 児童養護施設の子どもの大学進学
- 1 大学進学の状況
- 2 児童養護施設から見える日本の家族の現状
- 3 児童養護施設児童の高校等進学率の推移
- 4 児童養護施設児童の大学等進学率の推移
- 5 大学進学の意味と社会的養護の課題
◆4章 子どもの貧困と性教育の可能性
- 1 本気度が問われている
- 2 子どもの貧困の定義
- 3 子どもの貧困と人格形成
- 4 子どもの貧困に抗う性教育の可能性
- 5 国際セクシュアリティ教育ガイダンスを活かして
- 6 研究を社会運動につなげて
◆5章 沖縄のいまと子どもの貧困へのとりくみ
- 1 翁長県知事の「子どもの貧困」への想い
- 2 沖縄の子どもの貧困の現状─「沖縄子ども調査」を通して
- 3 沖縄における(子どもの)貧困の歴史性
- 4 「沖縄県子どもの貧困対策計画」から学ぶべきこと
- 5 オール沖縄のふくし運動のテコに
Post a Comment